現場ログ

色々出かけた先のことを書く

ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」 埼玉公演に行ってきた

もうね、推しがフック船長をやるので行くしかない。
大阪公演を待ってる場合ではない。
これUDG長野のときも言ったな……。でもネス吉が好きだし、したいときがやるときだ。
というわけでブロードウェイミュージカル「ピーターパン」埼玉公演初日に観劇してきました。

旅程とか

伊丹→羽田→なんかいろいろ乗り換えて与野本町→居酒屋えぐざいる→東京→ぷらっとこだまで新大阪

伊丹についたのが8時前?ぐらいで、帰宅したのが日付変わってたから日帰りなのにめちゃくちゃ長旅した気分。
東京埼玉間、長かった(遠かった)な〜
イヤホン忘れて、先週ももらったのにANAの機内サービスのイヤホンまたもらった。もうこのANAのイヤホン持ち歩き用にしよう。
この日結構飛行機に乗る気分じゃなくて、気分じゃなくても乗らなきゃ着かないんで乗るんですけど、憂鬱だったのでここでイヤホンもらえて良かったですね。
予めダウンロードした「スーパーウルトラハイパーミラクルロマンチック」(敷島魅零(CV:井口裕香)&処女まもり(CV:井澤美香子))を聞いていなければ負けていたな…飛行機に…。

関東はいつまで梅雨気分なんですかね…髪巻いても無に還っていくんだけど…。
まあ結果より巻く過程が好きなのでいいんですけど…。

与野本町駅のパン屋でお昼食べたんですけど、店内BGMがスーパーで流れてるようなアレンジの24karats GOLD SOULだったのでパスタ吹くかと思いました。
あと駅から会場までが住宅街〜って感じで、ポケモンGOの地図でもわかるぐらいだったのが良かったです。

公演について

実況するとしたら順番に、
・だ、ダーリング氏……
・キスの意味が伝わってないピーターパンかわいい〜(恵比寿顔)
・フック船長が動いてる…ワニに怯えている…
・フック船長が歌って踊ってる…
・女性の声には紳士的になるフック船長…ウゥ…
(中略)
・ワニーーーーッ!!!!
・だ、ダーリング氏……
・アガワグかわいすぎる、この時を永遠にしたい。
って感じでしたね。なんかもうめちゃくちゃや。

普通にオタクとして「ウェンディは俺の母親になってくれるかもしれない女なんだ」(意訳)なフック船長が刺さったり、
ねっさんにタンゴやってほしかったから見れてうれしいし、
あんなフリフリフリルで可愛いダンスを踊られるとオタクはもうだめだ〜(だめではない)だし、
演技がミュージカル全体に馴染んでてあの世界の一番怖い悪!って感じが嬉しかったし…

舞台を見るとき、普通に私にとって面白くなかったらどうしようとか、私が面白くてもそうじゃない意見の方が上回ったりしたらどうしようだとか考えてしまって、開演前まで結構緊張するんですけど…
ピーターパンは見てて(大丈夫だ、絶対これは悪評がいいねを上回らない!)と思えたし、
なんならEXILE TRIBEにミュージカルの道、拓けちゃったんじゃないの〜〜???記念すべき日に見ちゃったじゃん!!!!ぐらい充足感があって本当によかったね、私……。
刺さるところがあると見終わったあとツイッターで色々言う癖があるんですけど、ぷらっとこだま乗ってる四時間のほとんどをそれに費やせたので、本当に良かったね、私……。(2回目)
今年のピーターパン、たくさんの人に見てほしい……。

もっとフック船長を語りたくなった

ここからはお話を噛みくだいてより楽しもうと考えた結果です。

『「フック船長」はネバーランド内の「役割」なんじゃないか?』ということを悶々と考えています。
ネバーランド内の役割なので、ウェンディの娘がネバーランドを訪れたとき、ワニに食べられてしまったフック船長は多分またそこにいる。
でもそのフック船長はウェンディたちが出会った姿とは違うかもしれない、そうだといいな。みたいな。

ミュージカルピーターパンでは、代々ウェンディの父親ダーリング氏とフック船長は同じ役者が演じることになっているそうです。
第一幕のダーリング氏はダーリング夫人に身の回りの世話をさせ、子どもたちの子守役の犬のナナを外に追い出して鎖でつないでしまい、子どもたちに勉強をしろ、と威厳をもって言いつける。
ダーリング氏の第一幕での振る舞いはその後たびたびごっこ遊びでも父親のモデルとして出てきますが、父親の姿ってあんまり好かれてないんですよね。
一方母親の振る舞いはめちゃくちゃ歓迎される。まあ保護してくれるし施してくれるし全肯定してくれるからな。
だから保護者のいないネバーランドの人間はみな「お母さん」を求める。

でもダーリング氏の威厳的な振る舞いは第三幕で結構変わるんですよ。突然増えた迷子たちをやさしく受け入れて保護してくれる。
(ご飯の準備とかを結局妻にさせてるのはあんまり変化なしなんですけど、それは物語の時代設定的にそうだろうなと思います。)
突然姿を消した子どもたちを思って、ということもあるだろうけどなぜそこまで振る舞いの変化があったんだろう?
それはダーリング氏とフック船長が同じ役者によって演じられることで、暗に示されているんじゃない?
自分本位で大きな子どもっぽく見えるダーリング氏が、自分本位なフック船長の生と死を得て、子どもたちを保護できる存在になる…みたいな。

そもそもネバーランドはウェンディがピーターパンに促されて「素敵なこと」を想像をした先にあった世界なので、自分たちに危害を加える大ボス的な存在を父親と同キャストでやるのはなんかこう…意味深ですよね!
だからウェンディの娘がネバーランドに行った時には、ウェンディの顔をしたフック船長がいても良いわけですよ。
今思い付きで書いたけどめっちゃ萌えるなそれ。
もちろんフック船長以外もネバーランドの「役割」だったらいいなと思います。
ネバーランドは連れていく子どもによってキャスティングを変え、毎度ピーターパンはフック船長の腕をちぎってワニに食わし、異分子と分かり合い、フック船長はワニに食べられ、連れてこられた子どもたちはネバーランドを去っていくんじゃないかなあ。
私も空飛べそうですね。

観光

ちなみに電車の時間ギリギリだったんだけど居酒屋えぐざいるにも行きまして、フックフックこんにちはして来ました。おいしかったです。

f:id:sugikakonichiha:20190723222954j:plain
#フックフックこんにちは

f:id:sugikakonichiha:20190723223031j:plain
ありがとう店員さん、こんなん大阪から遠征してきたソロ客に最大のもてなしやで。

D.Island2019に行って来た

もう一週間の時が過ぎてしまいましたが…D.Island2019に行ってきました〜。
実は一回書きかけて全部消えたので、箇条書き多めでお送りします。

旅程

伊丹→羽田→バスで山下公園→夜行バスで大阪

パフォーマンス以外の会場・遠征の覚書

・周辺の駅のロッカーは10時代に着いたらもう埋まってる!
・小雨予報でポンチョ持っていったけど暑かった!カッパぐらいでいいかな…と思った。
・山下ふ頭は水はけ悪いので足元注意。水たまりに突っ込まなければ甚大な被害はないがなんとなく泥の汚れがついた。
・DEF寄りのフェスっぽい格好をしていった(荷物も軽くなるので)けど、もう少し普段の格好に近くても大丈夫かな〜と思った。
・指輪はつけていかなかったけどつけていかなくてよかった。絶対ドーベルの出番のときに吹っ飛ぶから…むしろ落とし物で拾ったのを届けました。公式で出てたラバーブレスぐらいがちょうどいい。
・山下ふ頭は電波状況がすごく悪い!事前にタイムテーブルをスクショしていった方がよかった。人と待ち合わせるときは現地集合じゃなくて入るまでに待ち合わせた方がいい。
・お手洗いのタイミングが難しすぎる人選だったので、もはやブロックに入る前にお手洗いにいくべき。
・フェスの後の銭湯は最高。SHOKICHIの影響もあって遠征はできるだけ湯船に浸かる時間を作っているけど、今回は特に効いた…。

パフォーマンス

みんな最高〜!!!現地にいてよかった…。
普段はなかなか生でパフォーマンスもおしゃべりも聞けないJAY'EDさんが見れてよかった…。
かわいい…歌がうまい…おしゃべりの距離感が意外と近い…かわいい…。(反芻)

MightyCrownの音楽好きならこれ知ってる〜!?って煽りと選曲がだいたい(そんなん知らん……)だったんですけど、
まあ知らなくても知ってるふりをできる場だし、腕の上げ下げは音ゲーなので楽しかったです。
知らないのは世代とか環境とかあるからしょうがないんだけど、知らないなりに去年有名になったlemonかけてくれたところからして、他の曲もかなり有名な曲なんだろうな〜と推測している。

DOBERMAN INFINITYの出番はすごい…すごかった…。ブチアゲ曲が4曲ぐらい続いて、ヘドバンして、水なんとか飲んで…。
gattiはあんな激しい曲だったんだな~という発見がありました。
今回のD.Islandは配信もされてたようですが、現地で生のパフォーマンスを浴びないであそこまで盛り上がれるか?という気はするので、
今年も現地でパフォーマンスを浴びれて良かったです。
腕振りすぎ声出しすぎジャンプしすぎでそれぞれ筋肉痛が来たけど、この筋肉痛は同じハイを共有していた有難い筋肉痛だ…。
P-CHOさんやSWAYさんが「もう俺たちが(出演アーティストの)最後だぜ!そんなもんか!今盛り上がるしかねぇだろ!今しかねえ!」って感じで煽ってたのもよかったな~
明日の筋肉痛なんて忘れて全力で遊んでるとき、時間の流れは俗世とは全然違ってて、曲自体はどんどん進んでいくけど永遠かと思ったもん。
ドーベルのおおはしゃぎ(GSさんの不思議なkrumpとP-CHOさんのガクガクのウェーブとか引き裂かれるKAZUKIさんのフェスTとか)も、あいかわらず生で見るとかわいく…GSさんのキラキラ笑顔がめちゃくちゃ弾けてた。
5IVE→いつかの演出もアツすぎるし…はやくまたドーベルとパーティしたいですね!

正直夏!な太陽光線も痛すぎる暑さも感じていない(梅雨)のに、D.Islandで眺めた花火のエモさも相まってもう夏終わった感が激しくてヤバいですね。
今まであんなに至近距離で花火を見たことなかったので、花火って打つときに"撃つ音"がするし、しかもその音から響くんだ…と気づけました。
はやくSHOKICHIに夏を取り戻してもらわねば…(????)

舞台 魍魎の匣神戸公演を見た

f:id:sugikakonichiha:20190708153541j:plain
魍魎の匣 神戸公演土日のソワレを見てきました。
つまり日曜日は大千秋だ。よく一般で取れたな…。
チケットは土曜日をFC枠で、日曜日をLoppiで一般販売のタイミングで買いました。よく一般で取れたな…。(2回目)
結果的に2日間で全く反対方向から舞台を眺めることができてよかったです。
どっちか一日だけだったら後悔してただろうな〜。


一日目が一階席一桁列右ブロック端寄り、二日目が三階席一桁列左ブロック端寄り…って感じの座席でした。
一日目はもうね…役者が近え……存在が濃い……気圧される!と、そうそうそういう話だったね!(再読間に合いませんでした…)でいっぱいになっちゃいましたね。
右ブロックだったので役者が左側を向くとこちらに背を向けることになり、美馬坂vs京極堂のシーン…とくに『この僕が言うのです』は全く京極堂の後ろ姿ばかりで、いやそれでも二人の迫力にめちゃくちゃビビっててたんですが…。
二日目は逆方向かつ上方なので左手側がまるごと見えないシーンもあったんですけど、
・久保の指が挟まった金属製の匣を開けようとするが、寺田の方を見ながら話す京極堂
・最後の美馬坂vs京極堂
・『この僕が言うのです』
のあたりがねえ…よく見えてよかった。美しくて怖かった。


そうだケンチさん。主演がケンチさんだから見に行ってたんですよ。
これは私の個人的な体感なんですが、ケンチさんって、生で見るとめちゃくちゃ存在感の塊みたいな感じしませんか?
私はその塊っぷりが好きなのでその体で話しますが…。
私がケンチさんを生で拝んだ現場といえば、
・SECONDとEXILEのライブ
たちばな書店presents ショートショート×Photo live session(これも最高の現場でした)
ぐらいなんですけど、どのタイミングで見ても存在感が濃くて、言うなれば常人とは使ってるレイヤー数が違うような、100%の乗算レイヤー噛ませてるような気がするんですよね…。どの場や空気にいても気圧されない主役級の塗り、色の濃さ。
一方私は自分にレイヤー数がない自認があり、そしてレイヤー数が多い人間に怯えてしまうんですよね。
そして幸運にもケンチさんを間近で見る機会があると、キャー!(黄色い声)というよりヒェェ…(後ずさり)みたいになってしまう。
しかしそういうレイヤー数の落差を突きつけられているのもまた楽しいというか、後味悪いお話を読んだ後のような快感があり、ケンチさんがお芝居するなら見に行こ!ってなるんですよね〜。
繰り返しますが、私の体感の話です。


で、一日目は距離的には近かったもんだからケンチさんの京極堂が現れるシーンをドキドキしながら待ってたんですが、当たり前ですけど暗転中のケンチさんはできるだけ目立たないようにしてるんですよね(当たり前)
本筋の話には関係ないんだけど、暗闇の中で客席に背を向けて、古本屋京極堂の場面が開くまで存在感を暗さで消されているケンチさんにめちゃくちゃグッと来てしまった…。
まあそれ以後はずっとケンチさんじゃなくて京極堂だなあ…と思いながら見ていました。
マジカルステップとふくらはぎ(?)は流石にケンチさんの研鑽を感じましたが…。


中禅寺兄妹と久保が匣の中の娘を朗読してるところが、構図とそれぞれの声の個性が良くて良かったです。
敦子ちゃんの『ぎう(ぎゅう)』がめっちゃかわいくて、詰められるとしたら敦子ちゃんに詰められたいでしょ…って思った。詰められたくはないです。
敦子ちゃんは(百鬼夜行シリーズの)レギュラーキャラでもあるからか、他の女性のキャラクター(陽子、加菜子・頼子・君枝・サト)と比べて圧倒的陽の存在でした。
兄貴に鳥口くんのこと全部喋ってるあたりの言い方とかもかわいかった…。
私は原作からしてよりかなの二人がしゃらくせえな…と思っていたのでその対比もあるのかもしれない。


舞台って今だと動画配信サイトで配信されたり円盤になったりすることもあって、見ようと思えば見れるわけですけど、魍魎の匣は本当に生で見れてよかったな…と思いました。
人間の機能を機械で再現しようとしたら三階建のビルディングに〜というセリフがあるんですが、アイア神戸ちょうど三階席まであるので狙ったのか?!このハコを?!となったり、
三階席からだと、実はこの研究所は新たな人体なんだ〜!!の種明かし?をされているときに一階席全体がピンク色に照らされてるのがわかって、客席もあの匣という人体の一部だと表現されてるのが体感できるんですよ。空間もまた表現の一部なんですね。
そして美馬坂の「人間の精神さえ残れば身体は不要・脳は研究所という入れ物で守れば良い」vs京極堂の「人間は脳だけではなく身体全て、人間全体で思考する・健常な人間の身体を切り刻んで実験に使うのは悪」の問答では、二人の熱量を観客は聴覚視覚だけではなく緊張した空気ごと、緊張した身体の強張りも含めて受け取ります。(特に神戸アイア一階席はこのあたりで結構首が痛い)
それ以前にも緊張を強いられる場面が終わると、暗転のたびに観客の息を吸う(それまで呼吸を忘れるほど見入っている)微かな気配を感じました。
そういう同じものを同時に見ている他人がいる状態も含めて、ある意味舞台というナマモノな表現媒体を選んだ時点で、京極堂の説得力は美馬坂のそれより格段に上だったんだよな…とか。
あと久保竣公を初めとする怖いシーンで一気に暗転するじゃないですか。
観客自身も自分の境界がわかんなくなるような闇は自宅では作れないので、あの怖さもハコ有りき…と思いました。


あと原作でも好きだったんですけど、木場修が陽子に手錠をかけるシーンがロマンチックで良かったです。
原作の木場修の恋心についての描写が好きだったので、あの描写をのんびり読んでいるときの時間などはどうしても舞台からは感じれなくて、しょうがないけどそこだけもうちょっと欲しかったな…と思いました。
まあでもそこに尺とってたら他と釣り合いが良くないしあの尺程度になるのはわかる。


再演、あるいは同キャスト・同製作陣でのシリーズ化がすごく見たい!!!!と思える舞台でした。正直あと一回、何階席でもいいから真ん中のブロックで見てみたかった…。
次回は狂骨の夢とかやってほしい……。
でも百鬼夜行シリーズで一番好きな作品なので、同じ空間に降旗くんと白丘さんがいたら立ち直れないかもしれない…怖い…。
しかし同じ脚本、演出の方に巷説百物語シリーズの方もやってもらいたいし、LDHのオタク的にはTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE浦川翔平くんに巷説百物語の又市をやってもらいたい…という気持ちもムクムク湧いてきます。
オタクは強欲だなあ。


もうここまで来るとどうでもいい神戸観光の話
一日目→南京町
二日目→スヌーピーカフェ
どちらも一瞬しかいなかったし観光よりは舞台前の腹ごしらえの意味合いが強かった…。
小籠包6つ売のところに行きたかったけど日和って4つ売のところに行ったら余裕だったので、次回があったら6つ食べます。(?)

f:id:sugikakonichiha:20190708153030j:plain
門のすぐそばにビルあるのいいよね…
f:id:sugikakonichiha:20190708153139j:plain
机もない立ち食い形式のとこで買っちゃったのでねすぴー火傷してそう…
f:id:sugikakonichiha:20190708153103j:plain
マンゴー味のウッドストックのかき氷。徒歩で三宮から新神戸まで歩く途中だったので程よく冷えてよかった。

このブログについて

一介のオタクが行った現場(ライブ、フェス、舞台等)の感想などを書くところです。
ライブの内容などネタバレを含みます。

一介のオタクについて
大阪住み。
HiGH&LOWにハマり、HiGH&LOW THE LIVEライブビューイングを見に行き、ちょうどツアー中だったEXILE THE SECONDにハマり、それまで全然遠征したことなかったのにEXILE THE SECONDのライブなら!と各地に飛び出すオタクになった。
THE RAMPAGE from EXILE TRIBEも大好きなのでそちらでも飛び出せるときは飛び出してます(?)
交通費は削る方。もっと余裕のある遠征をしたい。

f:id:sugikakonichiha:20190702221808j:plain
ねすぴー(と私が勝手に呼んでいる、STAR OF WISHのねっさんのメンプロキューピー。かわいい)
かわいいのでよく飯などと一緒に写真を撮られる。

EXILE SHOKICHI LIVE TOUR 2019 "UNDERDOGG"長野公演へ行ってきた(ライブのネタバレを含む)

いやーとうとう…ショーキチのソロツアーの初日が終わってしまった……。
初日が終わったということは、終わりに向けて走り出すということなんだ……。
明日もうさいたま公演だし…はやいなあ……。

私は大阪住みなんですけど、大阪にこのライブが来るのはファイナル直前じゃないですか。
そこで良さを実感しても参戦回数増やせないし、SECONDのボーカルとしても親しんでいたショーキチの、初めてのソロツアーの初日、応援の気持ちがないわけないじゃないですか。
行きました。

長野に着いてライブまで諸々

旅程としては新大阪から名古屋へ、名古屋からワイドビューしなので長野…というルートを考えていました。
が、当日名古屋行の新幹線に乗ったタイミングでしなの全運休が決まり……。
なので名古屋に着いたらワイドビューしなのの料金を払い戻しして、東京経由のルートに切り替えて30分ぐらい予定より遅れて現地に着きました。

いやさらっと「現地に着きました。」って書いたけど、それまでもクソどたばただったんですよね…。
新大阪発新幹線に乗るのが7時前とかなのに、髪までは自宅でしていきたくて、
巻く→ドライヤーで冷風当てて無理やりアイロンを冷ます→カバンに突っ込む
とかなんとかやってたら朝ごはんの時間は当然生まれないんですよね……。
しかもいつもより大荷物を抱えてダッシュするし、前日雨降ったから湿気があって、新幹線乗ったときには前髪が普通にストレートに戻ってました。
そもそもなんでこんな早朝出発にしたかというと、このとき大阪ではG20が開催されており、後の便で自由席に座れるのかという不安がありまして……。
そもそもG20さえ開催されていなければ夜行バスも視野に入れたんですけど…。

f:id:sugikakonichiha:20190702221935j:plain
ところで見て?かわいくない?かわいい。(自己完結)

会場まではバスに乗って10分ぐらいで着きました。バスっていいよな…ポケGOでポケストップ回すのにちょうどいいから…。
電車内だとポケストップに届かないことが多いんですけど、バスだと道路を行くのでポケストップに届くことが多いんです。
そして初遠征の土地なので回してないポケストップがたくさんある。初めて回すポケストップは経験値がたくさんもらえるから最高。
Going Crazyのタオルのようにぐるぐる回しました。
嘘です(もっと穏やかです)

まず居酒屋えぐざいるに行き、焼きそばとドリンク(フルーツティー)を頼みました。酔止め飲んだらなんか異様に喉乾いたので…。
フルーツティーめっちゃ甘ーい!すっぱい?結構カロリーを感じますよ!
フルーツティーを飲んでると物販列が一度整理されそうな雰囲気が出てきたので、居酒屋えぐざいるのトレーを抱えながら並びました。
そこにもポケストップあったのでルアーモジュールいれて乱獲&ぐるぐる…。
途中雨が降ったり止んだりの天気だったんですけど、二列で待ってるときにお隣さんも一人で来ている方だったので一緒に傘入ってもらって凌ぎました。そして初対面の方に傘を持ってもらって焼きそばを食べました。ハートが鉄でできてんのか?
すごく珍しくライブで初対面の人とお話したんですけど楽しかったです。

f:id:sugikakonichiha:20190702221737j:plain
物販列にビビって先に並んでいた御フォロワーのご厚意に甘えてお使いをお願いして手に入れたコマドッグとねすぴー。in自宅。


物販の用事が終わった時点で16時ぐらい?で、フォロワーとその辺で話して開演までの時間を待ちました。
ビッグハットの隣にケーズデンキが隣にあるのありがたいな……。
キレートレモンをここで投入し、寝る前に湯船に浸かりメディキュットもやったためか、翌朝足の痛みはなかったです。
でも肩と喉は死んでいた。
肩はともかく喉ってどうやって鍛えたらええんや……。

ライブ本編について

ここから以下ネタバレしかないぞ!

ライブ見てて総じて思ったのは、
これは"""愛"""じゃん…ショーキチから、ショーキチの音楽を受け取った我々への愛の贈り物じゃん…ということでした。

このステージに至るまでのショーキチの歩んできた月日を(実際のその時は本意でない選択をしたとしても)ショーキチが肯定して、ステージ上に持ってきたことって、追いかけてきたファンへの愛じゃないですか?
私はSECONDから入ったのでそれ以前の彼の悔しさは伝え聞くばかりですが、その悔しい時代をともにしてきたファンからしたらもう全肯定じゃないですかあんなの…。

あと、「君に会うために僕は生まれてきたんだ」をああやってパフォーマンスすると、ショーキチから、ショーキチの音楽を受け取ってくれた人への感謝の歌になるんだなあ…と思いました。
確かに祝われたのは壇上にいた人なんですけど、「ショーキチの音楽を受け取るという体験」はファンの数だけそれぞれにある個人的なものじゃないですか。
私にとっては「君僕」から恋愛や親子愛よりも、ショーキチの音楽愛、ショーキチの音楽を受け取ったファンたちへの愛を受け取りたかったので、あの演出結構好きでした。
正直FCからメールで募集来たときはウッ…となったんですけどね。
でもあの演出なら男性famも全然隣に座る候補に上げるべきだと思う……。

愛に感動しつつ、もちろんライブ全体がエンタメ特化で、かっこいい!キャーッ生着替え!楽しい!Ooo!の振り付けかわいいいい!SALUくんアツい!えっ何?セクシーすぎる……(放心)に満ちあふれていて良かったです。
わたし今回座席がアリーナA7ブロックで、セクシーすぎるパートで事が致されてるシーンを目の前でやられてしまったのでもうね……だめだった…(?)
楽器をかき鳴らす、またはドラムを叩くときのような振り付けをそこに持ってくるのめちゃくちゃヤバいんですよ……私はさっきまでライブを作るために様々な楽器を演奏するショーキチを見ていたんですよ?意味合いが変わってこないですか?
あと抱っこのときに「来て」の合図をショーキチの方から出してるのが見えて、そこにプロの演者二人が本気で信頼しあってやってんだな…っていう何かが見えて…エロいとは別にめっちゃかっこよかったですね。
吐息の演出も、徹底的なこの辺一体ダメにしてやる!!(ダメ押し)の意気を感じました。
もちろんダメにならせていただきました。(LDH敬語)

SALUくんソロもめっちゃアツかったなあ〜。
他にも彼名義の曲たくさんあるだろうに、RAP GAMEを選んだのはUNDERDOGG全体の構成に寄せているんだろうな。
曲終わりの彼のMCのとき、私の周辺もうめちゃくちゃ盛り上がってたんですよ。すごく応援したい気持ちが掻き立てられるというか…。
あまり彼の音楽を聞いたことない私としては良いきっかけとなりました。

あとアンコールの演出めっちゃ好きなやつだ!!!!だったのでめっちゃ好きでした。
椅子の亜種というか…人間の椅子も好きだけど絵画の中から飛び出してくるショーキチとか神話では?
アリーナだと火の熱さまで(若干ですけど)届くんですけど、舞台で動きまくってるショーキチやサポートダンサー、バンドメンバーはどんだけ暑いんだろう……。
冷静に振り返ってみると尊敬の気持ちばかりが浮かんできます。

他のこともあり全通は出来ないんですけど全通したいよー!と思えるライブでしたほんと…。
「12年間頑張ってきた」が本当にそうなんだろうなと実感できる、ソロライブ初回とは思えない最初からもう完成形を出された感じだったので、多分あとは最高を更新し続けるんだろうな…。
次に参戦するUNDERDOGGも楽しみです!
次はもっと歌詞を覚えて行こうと思います!